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Push通知はウザいのか

私が朝ノートパソコンを開くと、いつLine友達になっただろうか、、吉野家くんが「肉だく牛丼を注文するとお味噌汁無料だよ」と牛丼画像を送ってくる。まだ朝なのに。
受け取る側が意図しないタイミングで通知を送るため、あまり送りすぎると嫌がられるが、「なんか牛丼が急に食べたくなった」と毎回なるのでなんだか悔しい。
ブログは友達づくりが下手
吉野家くんに比べて、ブログは誰に知られることもなくただただ記事を投稿し続ける悲しい存在だ。記事がバズったとしても、時間が過ぎると誰もいなくなる。
ブログは友達づくりが下手だ。
吉野家くんのように友達づくりが上手になれば、きっとブログもたくさんの人に見てもらえて記事を書くのが楽しくなるはず。
プッシュ通知を実装した
今回、オーランの中古ドメインにプッシュ通知を実装した。
私の場合は、商品入荷のお知らせやセールの日を告知したいからだ。
プッシュ通知で、どんなことが実現できたか簡単に紹介すると、
この2つが実現できた。
私の場合は、商品入荷のお知らせとセール告知に利用する。
あなたがブログをお持ちならば、新しい記事投稿と同時に読者にお知らせする機能がボタン一つで実装可能だ。
これなら記事投稿と同時にアクセスがドバッと増えること間違いなし!
(募集機能)パソコンのブラウザ通知

ブラウザ通知機能を使って、通知メンバーを募集する機能。

通常のブラウザ通知の表示の前に、ビジュアルのよいダイアログボックスを表示してくれる。また、初めて訪れるお客さんのみに表示することができる。
(募集機能)スマホのブラウザ通知案内

スマホの場合は、お知らせボタンに加えて、下からニュルッとお知らせを表示させることができる。
(募集機能)通知案内ベル
新着情報や商品入荷のお知らせ受け取りませんか?とサイト上にお知らせボタンを設置できる。画像も設置できるので、キャラアイコンを設置してもいい。
(お知らせ機能)スマホ通知センター通知

通知を許可したユーザーに対して、スマホの通知センターにメッセージが送れる。今まで大手アプリしか使えないと思っていたが、自分のサイトでも実現できてしまった。
(お知らせ機能)デスクトップ通知

通知を許可したユーザーに対して、パソコンのデスクトップ画面に通知を送れる。
OneSignal Push Notifications

たまにお客さんから、「商品入荷したときに通知する方法ありませんか?」と聞かれる。本当にありがたい。
今回ご紹介するOneSignal Pushという通知プラグイン で商品入荷のお知らせを実現できた。
OneSignal Pushのインストール
OneSignal Pushは、英語表記なので分かりづらいが、お知らせができる強力なプラグインなので頑張って導入しよう。

ワードプレスプラグインの検索画面で、OneSignal を入力すると一番最初に表示される。
今すぐインストールボタンを押して、有効ボタンも押す。
OneSignal Pushの初期設定
OneSignalの初期設定の流れは、下のプラグイン管理画面に書かれてある。これを見て順番に作業していく。

OneSignalアカウント作成
OneSignal公式サイト https://onesignal.com/ に行きSign Upボタンを押す。
会員登録フォームを入力すると確認メールが来るので、メール本文の中のボタン(URL)をクリックして開くと会員登録が完了する。
サイト/アプリ登録

続いて、サイトを登録する。
ウェブサイトの名前を入力して、Web Push を選択する。

以下のようにワードプレスを選択。

ワードプレスサイトセットアップ(Wordpress Site Setup)では、サイト名・サイトURL・アイコンURLを指定する。
アイコンは、通知ダイアログで使用する画像をアップロードする。ブログならサイトキャラクターがおすすめ。
API ID / API Key取得

アカウント設定
Account Settings
ここからワードプレス側の作業。
サイト登録が完了すると、APP IDとAPI KEYが表示されるので、プラグイン管理画面(下画像参照)に貼り付けて保存ボタンを押す。

通知カード設定
Sent Notification Settings

通知許可を受けたユーザーにメッセージを送るカードの設定をする。

上記のとおり設定しよう。
募集ベルボタンの設定
Prompt Settings & Subscription Bell

プッシュ通知を受け取ってもらうためには、通知メンバーを募る必要がある。
本プラグインの場合、ベルボタンをサイトの左下 or 右下に設置して通知メンバーを増やすことができる。
ベルボタンの設定
設定する場所が多いが、ベルボタンは通知メンバーを増やす機能なのでぜひ導入しよう。



ブラウザ通知のカスタマイズ
Prompt Customization

ブラウザ通知のメッセージボックスの内容をカスタマイズしよう。

通知カードの設定
Welcome Notification Settings

通知許可をしてくれたら、すぐにウェルカム通知カードを送る機能がある。利用者側にどんな感じで届くのかも分かるので、この機能はオンにしていいと思う。
自動投稿通知
Automatic Notification Settings

記事をアップしたときに読者さんにお知らせしたいことがあるだろう。
そんなときは、この機能を使うと記事アップと同時に読者さん(通知を許可しているメンバー)に通知がいく。
ブロガーさんにおすすめの機能だ。
プッシュ通知でメッセージを送る
いよいよメッセージを送る。
まずはOneSignalにログインしよう。
ログイン https://app.onesignal.com/login
ダッシュボード

ダッシュボードでは、通知登録のデータを見ることができる。
昨日作ったばかりなので、登録者は少ないが1日足らずで4人も通知を受けたい人がいる。実にありがたい。
テンプレートを準備する

今後のために、メッセージのテンプレートを作っておこう。メッセージは15文字以内に抑えた方がいい。
もしガジェットブログを運営しているなら、
・今月発売の注目PC
・SIM付きノートPC発売!
・本日アマゾンセール開催!
などかな。まぁ色々と考えてみたらいい。
テンプレートからメッセージ作成

テンプレートはいくつも登録できるので、必要な数を登録しよう。
テンプレートのオプションからNew Messageを選択すると、テンプレートからメッセージ作成できる。
・配信する時間設定
・通知カードをクリックしたときの飛び先URL
も設定でき自由度が高い。
セグメント作成

通知をオンにしているユーザーでも、あまりサイトを訪れない人もいる。反対によくサイトに訪れてくれる人もいる。
そういう人たちを切り分け(セグメント)して、配信することができる。
実際の用途としては、あまりサイトを訪れていない人に過去の人気記事紹介をしたり、初心者向け記事を紹介したり、価格帯の低い商品をおすすめしたり。
反対によくサイトを訪れている人には、価格帯の高い商品を紹介したり、お得意様限定ページに案内したり。
新規顧客とリピーターの切り分けを勉強してみると、この辺りの使い方がわかる気がする。
セグメントは、好きなだけ作成できるし、デフォルトのセグメントの時間を調整したりすることもできる。
OneSignal Push解説動画
OneSignal公式サイトに解説動画があるので、こちらを見るとより詳しく解説している。英語が分からなくても画面だけでも理解できるはずだ。(字幕表示がおすすめ)
Push通知を導入してみた結果
見込み顧客数が数値で見える
ブログやネットショップでは、入り口対策はよく行う(SEOや広告)が、そのユーザーを見込み顧客にする対策はあまり出来ていなかった。
導入後は、お客さんの数がわかるようになった。
確実に受け取れるお知らせ
いつもは、Twitterでツイートしているのだがタイムラインに流れたりリツイートにお任せしている。
導入後は、Twitterを開かずともスマホ通知センターやデスクトップ通知など常にお客さんがメッセージを受け取れるタイミングで情報をキャッチしてもらうことができるようになった。
商品入荷のお知らせをしてほしいというリクエストに応えられたことが何よりも嬉しい。
結局プッシュ通知は使えるのか
これまでメリットばかり紹介してきたので、導入を考える人もいるだろうがデメリットもやはりある。
サイトに訪れた新規ユーザーにのみ通知をするので、それほど邪魔にならないかと思うがユーザー側の立場で知らないサイトに行ったときに通知があるとイラっとするのは確かだ。
プッシュ通知の使い道は、サイトのファンへのサービス / コンタクトだろう。何も知らない新規ユーザーにプッシュ通知することはマイナスでしかないと思う。
商売なので、それで正しいと思う部分もあるし新規のお客さんもたまには来てもらいたいという気もする。
日頃から、アナログな活動でサイトのお客さんと触れている人には向いているが、ただただサイト集客の手段としてプッシュ通知を活用しようと思っている方には向かない気がする。
プッシュ通知のブログへの活用方法など、どなたかいいアイデアがあったら教えてもらいたい。